Pohnpei1日目:今年の元旦も世界遺産から

2020/1/1
●Pahntakai Cave & Waterfall
●Nan Madol
●Dolopwuropwur WWII Historical Sites
●Kepirohi Waterfall($10/一人)
●Pohnpaip Petroglyphs
[ホテル]Cliff Rainbow Hotel

今日はレンタカーを借りて島めぐり。Budgetのオフィスのドアには1/1は休みと書いてあったので、開いているか心配だったけど予約をしていたので待っていてくれた。手続きをしているときになんとなく携帯をチェックしたら明日ツアーを頼んでいるLaidenki DiversのJohnからメールが来ていて、なんと船に穴が開いたからボートツアーができないとのこと…。元々は戦跡が残るLenger IslandとシュノーケリングポイントのDahu ReiReiに行くつもりだったけど、ボートがないならどうしようもない。とりあえず今日は車があるので島の観光へ。

Pahntakai Cave & Waterfall
途中道を間違えて道もないジャングルに迷い込んだけど、なんとか分岐点まで戻って滝と洞窟までたどり着けた。滝の裏側に洞窟があり、滝壺までは行けないけど涼しくて気持ちよかった。
[参考サイト]http://www.pohnpei-adventure.com/pahntakai/

ここからはハイキング。振り返ると海が見えた

Pahntakai Waterfall

Pahntakai Cave


Nan Madol
干潮のときに行くのがベストとのことだったので、昼過ぎに世界遺産のNan Madolへ。去年のカジュラホの世界エロ遺産に引き続き、今年の元旦も世界遺産で初詣。本来であれば3か所で通行料(合計$9)を払わなければならないけど、元旦だからか通行料を取られることもなく無事到着。たぶん自分たちで解体したであろうワイルドなBBQをしている民家の庭が通り道になっているのがおもしろかった。世界遺産なのに観光客は私たちだけ。南国らしいのんびりとした空気が流れていた。

スターフルーツがいっぱい落ちていた

民家を抜けてNan Madolへ。本当はここで通行料を払うらしい

Nan Madolへ続く道

歩いていると早速一つ目の遺跡が

[概要]
Nan Madolは人工島群の総称であり、その規模はオセアニア最大とさえ言われている。海上の人工島群に築かれ、水城とも位置づけられる遺跡。人工島が築かれ始めたのは西暦500年頃からで、ポンペイ島全土を支配する王朝(シャウテレウル王朝)が成立した1000年頃から建設が本格化し、盛期を迎えた1200年頃から1500年(または1600年)頃までに多数の巨石記念物が作り上げられていった。人工島は玄武岩の枠の内側をサンゴや砂で埋めて造ったもので、100以上とされる人工島は互いに水路で隔てられており、その景観は「太平洋のヴェニス」、「南海(南洋)のヴェニス」、「ミクロネシアのアンコールワット」などとも呼ばれる。
人工島の上に築かれた巨石記念物群は王や祭司者の住居のほか、墓所、儀式の場、工房など様々な役割をもっており、その大きさも様々。巨石記念物群は数トンから数十トンにもなる玄武岩柱を積み上げたもので、どのような技術を使ったのかは解明されていない。Kosraeにあるレラ遺跡などの他の遺跡、さらには広くポリネシア等の遺跡との関連性についても研究が進められているが、明らかになっている点は限られる。なお、超古代文明論ではムー帝国の首都の遺跡などとされることもあるが、考古学的な検証からは否定されている。
2016年にはUNESCOの世界遺産リストに登録されたが、マングローブの繁茂などといった遺跡保存への脅威から、危機遺産リストにも登録された。
[参考サイト]http://www.pohnpei-adventure.com/nan-madol/

メインの遺跡に到着!

水路の中に作られた遺跡でまさに「太平洋のヴェニス」

海を渡ってNan Madolへ。満潮のときは腰ぐらいになるそうなので干潮時に来るのがおすすめ


水の中をよく見るとヨウジウオがたくさん






囚人が入れられていた地下牢









きれいな色のトカゲ

Dolopwuropwur WWII Historical Sites
Nan Madolと同じTemwen島内にある戦跡へ。民家も見当たらず誰に払えばいいのかわからないのでそのまま入場。ネットに観光スポットとしても紹介されていたので、問題なくたどり着けるだろうと思っていたけど、しばらく誰もきていないようで倒木や草などで途中から道が不明…。ローカルガイドが持っていたような鉈があれば心強かったと思いつつ、Google Mapsを頼りに戦跡がある方向へ道なき道を進むと若干開けた場所になり、やっと戦跡を発見!鬱蒼としたジャングルの中に大砲や塔の跡が残っていた。こんな僻地でも使えるGoogle Mapsとmaps.meに感謝。
[参考サイト]http://www.pohnpei-adventure.com/dolopwuropwur/

野ブタの赤ちゃん


ここが入り口

最初はなんとなく道があるけど、

途中からはこんな感じ…

やっと発見!!






よく見ると階段になっているのがわかる

穴にしか見えないけどトンネルらしい

Kepirohi Waterfall
Temwen島内からすぐ近くのKepirohi Waterfallへ。たぶんPohnpeiで一番有名な滝。入場料が$3から3倍以上の$10に跳ね上がっていたのにはびっくり。でも滝までの道はちゃんと整備されているし、確かに見ごたえ満点の滝だった。
[参考サイト]http://www.pohnpei-adventure.com/kepirohi/

Kepirohi Waterfall

堂々と水浴びをするおばちゃん(笑)銭湯感覚?

よく見ると水浴びをしていたおばちゃんも後ろからピースサイン

一気に3倍はさすがにきつい…

Pohnpaip Petroglyphs
帰りにPohnpaip Petroglyphsに立ち寄り。ここも入場料が必要だけど、誰にも止められなかったので無料で拝観。ポンペイ在住の日本人ガイドの人は「史跡というより誰かの落書きみたいだからあまりお客さんは連れていかない」と言っていたけど、確かに落書きと言われればそうかも。
[参考サイト]http://www.pohnpei-adventure.com/petroglyphs/

Pohnpaip Petroglyphs

昨日はホテルのレストランやピザ屋など辛うじて開いていたけど、元旦の今日は文字通りどこもお休み。スーパーマーケットは開いていたので、ツナ缶とパンを買って部屋でツナバーガー。
明日はツアーの予定だったけど、キャンセルになったし何をしよう…?

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