2017夏休み6日目:震災の記憶

2017/8/16
●田沢湖
●角館
●須川高原ハイキング
●祭畤大橋
【温泉】須川高原温泉 大日湯…600円
【宿泊先】小安峡温泉 総合案内所

昨晩泊まった茶たての清水で山水を汲んで出発。田沢湖を観光して角館へ。

茶たての清水


お土産屋さんの裏にいた秋田犬

昭和49年に廃校となっていた分校が修復され、平成16年に「思い出の潟分校」として一般公開されている小学校





田沢湖のたつこ像

かたまえ山森林公園からの眺め

角館
乳頭温泉へ行く予定だったが、時間がないので今回はパス。そのまま角館へ。武家屋敷から少し離れたところにある無料駐車場に停め、町を散策。武家屋敷などの建造物が数多く残されており、「みちのくの小京都」とも呼ばれている。どの家も黒塀で統一され、威厳を感じさせる町並みだった。お昼は名物の稲庭うどんと味噌たんぽを堪能。

西宮家




醤油屋さんの安藤商店








お昼は稲庭うどんと味噌たんぽ(桜の里)



秋田犬の武家丸

栗駒山ハイキング
角館から須川高原までは3時間弱のドライブ。山に近づくにつれ、また天気が荒れ模様…。須川高原に着くころにはすっかり雲の中だった。霧雨だったが、昭和湖までのハイキングを決行。大日岩を拝みながらカッパを着て出発。ここも火山地帯で歩いていくにつれ、硫黄のにおいが濃くなり、またもや温泉の川に遭遇!さらに登っていくと昭和湖に到着。昭和湖は1944年に栗駒山のガス爆発でできた湖だと言われていて、エメラルドグリーンの強酸性の水をたたえている火口湖。悪天候のためか他のハイカーはカップル1組だけだった。昭和湖を見学し、帰りは地獄谷コースで下山。こちらは旧火口のようで茶色の水が溜まっていた。

登山道入り口


震災のときに少し崩れた大日岩

「おいらん風呂」と呼ばれる穴から熱い蒸気が出てくる蒸風呂

真ん中の穴から蒸気が出てくる

連日の雨でドロドロ

道の脇からも湯気が出ていた

名残ケ原


昭和湖までもう少し


霧のような雨でビショビショ

昭和湖到着!


帰りは別ルートで地獄谷へ

地獄谷

この奥に旧火口がある

旧火口


トロッコの跡?

ゴールの須川高原温泉

右側は岩手県、左側は秋田県

祭畤大橋
【概要】
祭畤大橋は、岩手県一関市内に存在する磐井川支流の鬼越沢にかかる国道342号の橋。1978年に完成した全長94m、幅9mの鋼製桁橋。2008年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震で崩壊したが、2代目となる新橋が完成した後も災害遺構として保存されている。耐震設計がなされていたため、あり得ない崩壊と注目されが、その後の調査で橋脚の地盤そのものが約10mにわたり地すべり性の移動を起こしたため崩壊したものと判明した。
暗くなる前に大急ぎで祭畤大橋へ。マップにピンを落としていたが電波がないため確認できず、たどり着けるかヒヤヒヤしたが、一本道で展望台もあるので難なく到着。
小雨の中、まずは展望台から見学。谷底に真っ二つに折れた橋が霧に包まれていて何とも言えない物悲しい姿だった。向かい側から折れていない橋側のふもとまで行けるそうなので、ダッシュで移動。入口ゲートは閉まっていたが、乗り越えて橋の方へ進む。夜のとばりが下りるギリギリだったが、コンクリートがひび割れて隆起し、ボコボコになった道路と折れてしまって先が見えない橋を見学することができた。被災した建造物を生で見るのは初めてのことだったので、生々しくて衝撃的だった。

真っ二つに折れた祭畤大橋



祭畤大橋の一部

見学通路から橋のふもとまで行けるらしいので行ってみることに

対岸へ行く途中の廃橋




震災の凄まじさが実感できる

折れて先が見えない


須川高原温泉
元来た道を須川高原に向かって走る。大日湯は露天風呂のため、頂上も雨だったら諦めようと思っていたが、数日東北に滞在してわかってきた東北あるあるに漏れず、岩手県側は雨だったが頂上から秋田県側は雨は降っていなかったので大日湯に入ることに。
女風呂は誰もおらず大きなプールのような大きくて真っ白な浴槽を独り占め。ライトアップされた大日岩を眺めながら贅沢な温泉タイム。

脱衣所

洗い場。蛇口から出てくるのはもちろん温泉

ライトアップされる大日岩。女風呂は誰もおらず、プールのような大きくて真っ白な浴槽を独り占めだった

小安峡温泉 総合案内所は、足湯もあり、源泉もかけ流しになっていて最高だった。熱湯に近い源泉がかけ流しになっていたので、そこでレトルトカレーとごはんを温めて夕食。生卵も30分を入れておいたら黄身がカスタードのような温泉卵ができ、最高においしかった。

温泉で晩ごはんの準備

左は熱湯で右はちょどいい温度

小安峡温泉総合案内所

足湯

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