2017夏休み7日目:強烈すぎる東北の温泉パワー

2017/8/17
●子安峡温泉(滝見東屋、子安峡大噴湯、元湯共同浴場…200円、栗駒フーズ)
●川原毛地獄・川原毛大湯滝
●鬼首温泉郷(間欠泉…400円、吹上地獄遊歩道)
●片山地獄・荒湯地獄
●鳴子温泉街散策
【温泉】鳴子温泉 滝の湯…150円
【宿泊先】鳴子峡レストハウス

子安峡温泉
御番所から滝見東屋、子安峡大噴湯をウォーキング。地元の人が共同で管理している温泉で朝風呂。近くのお宅で入浴料を払い、一見物置小屋のような温泉へ。中は混浴で誰もいなかったので、相方と朝風呂を満喫。温度もちょうど良く、掃除も行き届いていて贅沢な時間だった。本当に東北は温泉天国!温泉自体の雰囲気も秘湯感がたまらないし、こんなにいいお湯がかけ流しであちこちに沸いていて、しかも低料金または無料で入れるなんて贅沢の極みだと思う。

小安御番所跡



不動峡



子宝神社。ここの枕を抱いて寝ると子宝に恵まれるのだとか



上から見た小安峡大噴湯






奥に見えるのが元湯共同浴場。近くのお宅で200円を払うシステム

倉庫みたいだけど中は温泉



脱衣所

シンプルだけど掃除も行き届きていて気持ちのいい温泉だった

車を停めてある総合案内所に戻って近くにある栗駒フーズへ行ってみることに。ちょうどオープンしたところのようでソフトクリームに使う手焼きワッフルの焼ける香ばしい匂いが…。瓶入りのフレッシュミルク、ソフトクリーム、アイスクリーム、飲むヨーグルトを購入し、朝ごはん。朝の散歩から朝風呂、フレッシュミルクでの朝ごはんとめちゃくちゃ充実した朝の時間だった。
栗駒フーズ

手焼きワッフルのいい匂い♡

川原毛地獄・川原毛大湯滝
川原毛大湯滝まで車で行くこともできたが、分岐から30分もかかるので川原毛地獄から歩いて周遊することに。まずは川原毛地獄。スキー場のように真っ白な地獄谷でサングラスがないと目が痛い。尾根に沿ってウォーキングコースもあるようだったが、毒ガスのため入れないようになっていた。

川原毛地獄




奥に遊歩道が見えるが毒ガスが出ているため立入禁止



川原毛大湯滝の駐車場が見えてきた

地獄を見物しながら川原毛大湯滝へ。川原毛大湯滝はかなり人気のようで大湯滝の駐車場もそこそこいっぱい。谷をひたすら降りていくと2本の滝が見え、その滝壺で温泉につかる人の姿が!私たちも水着に着替え早速入浴。入ってみると適温でめっちゃ気持ちいい!温泉の滝とか夢みたい?こんな場所があるなんて東北楽しすぎでしょ。無色透明で目に入ると結構しみるぐらい酸性の強いお湯。2時間ほど温泉の滝を堪能し、後ろ髪をひかれつつも次の場所へ。
川原毛大湯滝

駐車場脇にあるお地蔵さん




山道を下っていくと滝で遊ぶ人たちの姿が!

適温で気持ちいい♩


酸性のため目に入るとかなりしみる




河原毛地獄から鬼首温泉へ行く途中にある泥湯温泉。道からでも露天風呂に入る人が見える

鬼首温泉郷(間欠泉、吹上地獄遊歩道)
間欠泉:温泉や地獄谷を見すぎているせいかもしれないが、間欠泉は入場料を取るほどでもないかもと思ってしまった。10~15分おきに噴出する間欠泉が2つとこの日はお湯が張ってなかったが、混浴露天風呂がある。

玉乃湯

勢いよく噴出する間欠泉

こちらもお湯の滝。入れなくて残念

混浴露天風呂だがこの日はお湯が張ってなかった

吹上地獄遊歩道:あちこちからボコボコとお湯が沸きだし、小さいながらも間欠泉が噴き出している遊歩道。こっちを見れば有料の間欠泉は見なくても十分。散策もできて楽しかった。


あちこちから蒸気とお湯がボコボコ

片山地獄・荒湯地獄
片山地獄:小雨の中、またまた未舗装の山道を進む。片山地獄まで行くが、大部分は地熱発電所の敷地として立ち入り禁止になっていたのでせっかく来たけどUターン。あとでネットで調べると発電所脇の沢沿いの小道を奥へ進んでいくと通称「奥の院」と呼ばれる沢全体が温泉になっている場所があるそう。

未舗装の道を進む。発電所もあることだし人通りは多いようだった

荒湯地獄:道路脇の入口らしき場所は雨でドロドロ。片山地獄も見れなかったので諦めがつかず、車を降りて地獄までの道を検証。入口はドロドロだったがなんとか進めそうだったので、歩いて行くことに。すぐに真っ白な地獄に到着。ガスが噴き出し、地獄感満載。改めて東北の温泉パワーはすごいなと感心してしまった。
荒湯地獄入り口。雨でドロドロ



国道249号は通らず、羽後街道(荒雄湖)方面へ行く川沿いの山道を通って鳴子温泉へ。
畑仕事をする地元の人しか使わないような未舗装の道だったので、失敗したなと思ったが渓流がすごくきれいで手を付けていない未開拓の奥入瀬のような道だった。偶然にもこんなきれいな場所を見ることができて感動だった。

またもや水溜まりだらけの未舗装の道

奥入瀬を思わせるようなきれいな渓流



鳴子温泉街散策
市役所に車を停め、雨の中散策。こけしが有名なようで公衆電話の上などあちこちにこけしが。
商店の中に金箔に覆われた昔の大きな看板が陳列されていたので入ってみると、おじいさんが出てきて色々と説明してくれた。昔は酒屋と薬屋を営んでいたそうでその当時扱っていた商品の看板を今もこうして展示しているとのこと。販売ライセンスがないと売ることができない製品も扱っていたそうで、それらの製品の看板がずらりと並んでいた。看板の数だけ販売ライセンスを持っていたということなので、それなりにすごい店だったらしい。

霧に包まれた鳴子温泉街

こんなところにもこけし

鳴子温泉街。雨のためか人は少なめ

金箔に覆われた昔の看板がずらり

大学目薬?



格安の150円で入れる共同浴場へ。こちらは泊り客でそこそこ忙しめ。中は打たせ湯がある熱めとぬるめの浴槽が2つあり、なんともいえないレトロないい雰囲気?カランも温泉が流れるタイプで贅沢なかけ流し。関西ではめずらしいかけ流しだが、東北では当たり前だからかけ流しの表記も見かけない。熱めの浴槽はかなり熱めで鼻血が出てしまったお客さんもいた。
共同浴場の滝の湯




お風呂を出ると番台のおっちゃんが「豪華列車の四季島が駅に停まってるから見に行くといいよ。」と教えてくれたので行ってみることに。駅はテレビ取材やお客さんでいっぱい!乗船客ではないのに四季島の乗車客向けサービスの日本酒テイスティングもこっそりさせてもらいました。
豪華列車「四季島」


宿泊先の鳴子峡レストハウスで晩ごはん

紅葉で有名な鳴子峡

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