2016/8/11
●別子銅山
●銚子の滝
[銭湯]光温湯(新居浜市)
[宿泊地]道の駅とよはま(★☆☆☆☆)
しまなみ海道で2日ほど滞在するはずが素通りしてしまっため、今日は急遽予定変更をしてネットで見つけた新居浜にある別子銅山と銚子の滝へ。
別子銅山
今治からのルートだと銚子の滝に先に行く方が順番的には効率がいいが、涼しい午前中に銅山を見て、暑くなる午後からは滝で泳ぎたかったので、昨晩銅山近くの道の駅 別子マイントピアに宿泊。
別子銅山は別子マイントピアからバスツアーも出ているが、個人で行くことも可能。道が細いのでバスを勧めらるが、相方は和歌山の山道を走り慣れているし、何と言っても個人で行くとお金がかからないので道の駅からさらに上を目指して走る。ひたすら急な山道だが、数人ロードバイクなどで登っている強者もいた。
駐車場に着くと駐車場横の崖下すぐににメインの銅山遺跡が。ここは「東洋のマチュピチュ」とも呼ばれているそうで、長崎の軍艦島と似た雰囲気が漂っていた。標高750mの山中にあり、大正5年から昭和5年までの間、別子鉱山の採鉱本部が置かれ、社宅・小学校・劇場・接待館が建てられるなど、昭和43年に休止するまで町として賑わっていたそう。
資料館を見学してあたりを散策。軍艦島は鉄筋コンクリートでできているのでかなり残っているが、別子銅山は木造の民家などが多かったので本来なら今の駐車場付近にあった学校や家、娯楽施設などは残念ながら残っていなかった。今は木が生い茂った急な斜面に段々の石垣あとがあり、よくこんなところに町を切り拓いたものだと感心。トンネルや倉庫などレンガ造りの建物はいくつか現存しており、中に入ることもできるものもあった。
銚子の滝
午後からはGoogle Mapで偶然見つけた別子銅山近くの銚子の滝へ。別子銅山のバスの運転手のおっちゃんに近辺で川遊びができるポイントを聞くと、今は水量も少ないし川だと伊予西条まで戻らないとないとのこと。銚子の滝も地元の人もあまり行かないし、まず道がわからないからやめた方がいいと言われたが、ネットにアップされている写真がきれいだったことと他に予定もなかったのでとりあえずダメ元で行ってみることに。
今治から来た道を戻り、山側に向かって住宅街を通り過ぎ、山道へ。道は段々と細くなり、終いにはバンがギリギリ通れるくらいの山道に。途中川遊びをしている地元の家族連れを見たが、やはり人気もなく本当に合っているのか不安になりかけた頃、小さな駐車場に到着。駐車場ではバーベキューをしている家族がおり、そこでも川遊びができるようだった。
滝はそこからさらに歩いて15分ほどかかるそうなので、スニーカーに履き替えてハイキング。途中まではなんとか道はあったものの、あまりにも人が通っていないか途中からは草を掻き分けながら進むといった感じだった。
15分後、汗だくになりながら滝に到着。誰もいないし、めちゃくちゃきれいだしで感動!滝壺も泳ぐのにはぴったりの大きさと深さで、誰もいないのが不思議なくらいのいい感じの滝だった。やっぱり川の水は少し冷たかったけど、結局夕方近くまで誰も来ず、二人で滝を満喫。またぜひ行きたいと思わせる滝だった。
この日は別子銅山のバスの運転手のおっちゃんが教えてくれたオススメのうどん屋さんがある道の駅に泊まることに。国道沿いにあるのでうるさかったが、明日は朝一でうどんを食べて岡山県に抜けるので、一晩の辛抱といったところ。