Phnom Penh4日目:なんちゃってアンコール遺跡

2015/5/8
⚫︎Prasat Vimean Koh Pos
[ホテル]Capitol Ⅲ

今日からツーリングを開始する予定だったが、ついダラダラしてしまい出発するにしても遅かったのでもう1日延泊することに。特にすることもないのでMoc Baiから国道1号線で来るときに見かけた遺跡(?)に行ってみることにした。

カモを乗せて走るバイク
カモを乗せて走るバイク

遠くから見る感じでは明らかに遺跡だったのでネットに情報が上がってるだろうと思いリサーチしたが、いくらリサーチをかけてもその辺りには遺跡があるという情報は上がってこない。本当に遺跡なのか?と疑問に思いつつも砂埃だらけの国道1号線をMoc Bai方面へ走ること約25km。やっぱり遠くから見る限りは何度見ても遺跡。だが小道からゲートをくぐり寺院内に入るとどこか異様な雰囲気がする。確かに遺跡っぽいのだがコンクリート造りで安っぽい…。メインの寺院の上にはバイヨンのような四面像があるが、目や唇などにペイントがされていて顔の雰囲気も少し今風というか気品がない。これはハズレを引いてしまったかな〜っと思いつつ境内内を覗くと集会をしていて親切な男性が寺院内の案内役を買って出てくれた。
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寺院のゲート
寺院のゲート
ちびくろサンボのような顔の安っぽい仏像
ちびくろサンボのような顔の安っぽい仏像
集会の様子
集会の様子
境内の脇で作業する女性たち
境内の脇で作業する女性たち
なんちゃってバイヨン。顔の気品がやっぱり違う
なんちゃってバイヨン。顔の気品がやっぱり違う

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彼の話によるとここは新興宗教(?)の寺院で15年前にアンコール様式を真似て作った寺院とのことだった。やっぱり遺跡ではなく遺跡風の現代寺院だったことに少しがっかりだったが、すごく親切な人で庭のマンゴーを採ってくれたりApsaraなどカンボジアで信じられている神様の説明をしてくれたりして寺院よりそっちの話がおもしろかった。
寺院内はあちこちに安っぽい神様の人形が立っていて、信者が寺院内に住んでいるのかコミュニティ的な感じも受けた。また本当かどうか定かではないが、映画「アナコンダ」にも出演したというこのエリアで捕獲された巨大なパイソンがホルマリン漬けにされて祀られていた。

寺院内を案内してくれた男性
寺院内を案内してくれた男性
ブッダ誕生のワンシーンを表現した石像
ブッダ誕生のワンシーンを表現した石像
祀られた巨大なパイソン
祀られた巨大なパイソン
半分朽ちたホルマリン漬けのパイソン。管理がずさんなところがカンボジアらしい
半分朽ちたホルマリン漬けのパイソン。管理がずさんなところがカンボジアらしい
寺院周辺にあった墓地。カンボジアの一般的な墓地のスタイルとちょっと違った
寺院周辺にあった墓地。カンボジアの一般的な墓地のスタイルとちょっと違った

スコールが来そうだったので急いで市内に戻り、明日からのツーリングに必要なものを買い足し。夜いつもの商店の前に座っているとベロベロに酔っぱらったアメリカ人のクリスに捕まり長ムダ話。一応仕事はしているみたいだが毎日自堕落な生活をしていて飽きないのだろうかとお節介にも考えてしまった。

帰りに休憩した商店で食べたかき氷。南国らしくパッションフルーツがたっぷり
帰りに休憩した商店で食べたかき氷。南国らしくパッションフルーツがたっぷり
夕食のヌードルスープ
夕食のヌードルスープ

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