2017/5/2
●日本平
●三保松原
●大涌谷…駐車場 520円
●熱海 走り湯
[温泉]共同浴場 浜浴場…350円
[宿泊先]伊豆高原桜の里駐車場(洋式トイレあり)
日本平
日本坂PAで仮眠し、日本平へ。日本平は日本観光地100選、国の名勝地、県立自然公園に指定された標高307mの丘陵地。この日は少しガスがかかっていたので冨士山がきれいに見えるか心配だったが、時間がたつにつれてはっきり見えるようになったので一安心。日本平の展望台を一周し、よくポスターなどの撮影場所にも使われている日本平お茶会館下に広がるお茶畑越しの冨士山と記念撮影。いつまででも見ていたいぐらいきれいだった。
三保の松原
ついでに三保松原にも行ってみることに。三保の松原は、清水港から駿河湾に突き出した三保半島東岸に広がっていて、万葉の昔から知られた景勝地となっている。富士山と松林の緑と打ち寄せる白波、海の青さが織りなす風景は絵のよう。2013年には、世界文化遺産「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」の構成遺産の1つとして登録された。また三保の松原には天女の羽衣伝説で知られる「羽衣の松」がある。樹齢650年に達するという黒松で、四方に形のよい枝を伸ばしている。羽衣の松の右手には、謡曲「羽衣」を舞踊化したフランスのバレリーナ、エレーヌ・ジュグラリスの碑が立っている。
大涌谷
大涌谷は、約3000年前に起きた箱根火山によって山崩れが発生し、その後2900年前にも小規模な火砕流が度々発生し、火山砕屑物が積もったことによりできた場所。江戸時代には、「地獄谷」と呼ばれていた場所だったが、明治天皇・皇后のご訪問を機に観光用の施設や遊歩道などが整備されたそう。
山頂を目指して登っていくと駐車場1km手前で駐車場待ちの渋滞。20分ほど並びやっと駐車場へ。2年前に噴火したため、遊歩道は入れなくなっていたが、それでも外国人を含め多くの人が訪れていた。硫黄のにおいが立ち込め、あちこちから白煙が出ていてるところを黒卵を入れたカゴが行ったり来たりしていた。名物の黒卵(5個 500円)は見た目は真っ黒でおもしろいが、味は普通のゆで卵。
熱海 走り湯
夕方ごろに熱海到着。伊豆山神社の駐車場に車を停め、837段の階段を下りて海岸近くにある走り湯へ。走り湯は720年頃に修験道の行者である役小角により発見されされたと言われる歴史のある温泉で、山中から湧き出した湯が、海岸に飛ぶように走り落ちるさまから「走り湯」と名づけられたそう。日本三大古泉のひとつで、洞窟内から今でも源泉が湧き出ている。
夕方だったためかカップル1組しかおらずゆっくり見ることができた。入口から湯気がもうもうと出ていて、中に進むと真っ白でほとんど見えないが、源泉らしきものからボコボコと温泉が湧いていた。すぐ横には海を眺めながら入ることができる足湯もあった。
[温泉]共同浴場 浜浴場
走り湯近くの共同浴場へ。地区の集会場にもなっている伊豆山浜会館の1階に共同浴場である浜浴場がある。ピンクのビルの1階部分にあり、温泉らしくない外観だが目立つのですぐにわかった。駐車場もすぐ横に公園も兼ねたものがある。温泉自体はシンプルで地元の人が利用する温泉といった感じ。温泉は走り湯の源泉がかけ流しになっていて、うぐいす色の少し緑がかった色でなめると少ししょっぱい。浴槽はぬるめと熱めの2つがあり、シャワーなしのカランのみでお湯の方は温泉だった。
[宿泊先]伊豆高原桜の里駐車場(洋式トイレあり)
熱海の街並みを見ながら道の駅 伊東マリンタウンへ。道の駅まではホテルや旅館が延々と立ち並び、町全体が巨大なリゾートといった感じで圧倒された。道の駅へ到着するが、伊豆はやはり東京方面のキャンパーたちに人気のようで道の駅も車中泊する人でいっぱい。道の駅は諦めて大室山のさくらの里の駐車場へ。こちらはガラガラで向いのさくらの里のトイレが利用できたので助かった。