Mandaley3日目:マンダレー郊外ツアー

2014/11/24
●金箔工房
●Maha Muni Paya
●Mingun
●Sagain
●Inwa
[ホテル]Garden Hotel
[費用]
●バイタク二人分(二日間)…$65

前日まで泊まっていたFortune Hotelが満室だったので引っ越し。今日泊まるGarden Hotelはイスラム人経営のホテルのようで、反イスラム派のMr.Zawは「イスラム人のホテルだし全然よくない!」と言っていたけど一番安かったし、とりあえず引っ越し。
今日はマンダレー市外のマハムニパヤー、ミングォン、ザガイン、インワ、アマナプラへ。普通は一日でザガイン、インワ、アマナプラの3都市なのでかなりのハードスケジュール。時間もないのにバイタク恒例の土産物コースへ。金箔工房と銀加工場に連れて行かれた。

打ち付けて金箔を薄く伸ばす
打ち付けて金箔を薄く伸ばす

Maha Muni Paya
一応ささっとお土産屋を見てマハムニパヤーへ向かう。金ピカの豪華なパゴダで中には金箔を貼った仏像がある。金箔を貼れるのは男性のみなので女性は外から見るだけ。平日の昼間なのにたくさんの参拝者で賑わっていた。

マハムニパヤー
マハムニパヤー

中もピカピカ
中もピカピカ

金箔を貼り過ぎて表面はボコボコ
金箔を貼り過ぎて表面はボコボコ

Mingun
エーヤワディー川を渡ったところにある巨大遺跡。市内の船乗り場からボートで行くこともできるけど、遠回りして未舗装の道をバイクで行くことも可。王が建設中に亡くなったため、未完成のままになったミングォンパヤーやミングォンの鐘などがある。ミングォンパヤーの前には巨大な二体のライオン像があるが1839年の地震で崩れ、頭部は川の中に落ちてしまったらしい。

土台部分だけでもこの大きさ。完成していれば世界一の大きさだったかもしれない
土台部分だけでもこの大きさ。完成していれば世界一の大きさだったかもしれない

ミングォンパヤー頂上からの眺め。対岸はマンダレー、右下に見えるのがライオン像
ミングォンパヤー頂上からの眺め。対岸はマンダレー、右下に見えるのがライオン像

ライオン像の胴体は抜け落ちていて、残っているのは前足と後ろ足のみ
ライオン像の胴体は抜け落ちていて、残っているのは前足と後ろ足のみ

ひびが入っていない鐘としては世界最大級のミングォンの鐘
ひびが入っていない鐘としては世界最大級のミングォンの鐘


川の横で調理する家族
川の横で調理する家族

「シンピューメェー」。他界した夫人を偲んで建てさせた仏塔
MyaTheinTanPagoda。別名シンピューメェーパゴダ。他界した夫人を偲んで建てさせた仏塔

太陽がまぶしい
太陽がまぶしい

Sagain
イギリスが建設し、日本軍に利用されないようにとイギリス軍の手によって破壊されたというインワ鉄橋と仏塔と僧院が点在するザガインヒルへ。ザガインヒルの上のパゴダからはマンダレーの街が一望できる。パゴダの隣には第二次世界大戦で亡くなった日本人戦没者を弔うパゴダがあり、戦没者の名前が刻まれている。

ザガインに行く途中に村のお祭りに遭遇
ザガインに行く途中に村のお祭りに遭遇

日本人戦没者慰霊パゴダ。土台部分に名前が刻まれている
日本人戦没者慰霊パゴダ。土台部分に名前が刻まれている

ザガインヒルから見たインワ鉄橋
ザガインヒルから見たインワ鉄橋

木陰で昼寝する親子。模様もそっくり
木陰で昼寝する親子。模様もそっくり

Inwa
マハーアウンミェ僧院、ナンミイン監視塔へ。ザガインからバイクで走り、川に到着。インワはこの川の対岸にある。自分たちはここで待っているので、ここから先は私たち二人で行って対岸では馬車を利用しろとのこと。ボート代、馬車代もそこそこ高いし、大体値段交渉のときにボートに乗り換える必要があるとは一言も聞いていない。するとMr.Zawが「プラス$10で対岸までバイクをボートに乗せて持って行って、インワ内も全てバイクで案内するけどどう?」。ボート代と馬車代より安かったし、他に選択肢がなかったから渋々OKしたけど、明らかに彼らの追加料金を搾り取る常套手段。予想通り帰りはボートに乗ることもなく、橋を渡って帰ることができたので、ザガインからも陸路で行けたのではないかと思う。どっちにしろ最初の時点で言わないのはずるい。
マハーアウンミェ僧院はアンコールワットを思わすような遺跡で、金ピカのパゴダばかりを見ていたのでなかなか見応えがあった。バイクで数分のところに1838年の地震で傾いてしまった、ピサの斜塔のようなナンミイン監視塔がある。

マハーアウンミェ僧院
マハーアウンミェ僧院

中は真っ暗な通路があるだけで特に何もない
中は真っ暗な通路があるだけで特に何もない

ナンミイン監視塔
ナンミイン監視塔

当時の王様が使ったプール
当時の王様が使ったプール

復元された重厚な城壁
復元された重厚な城壁

アマナプラへ夕日を見に行く予定だったけど、時間がなかったため代わりにこの辺りのガイドブックにも載っていない他の遺跡へ連れて行ってくれた。目的のWin Ka Bar Pagodaに行くまでにも田園地帯の中に朽ちたパゴダが並び、幻想的な風景が広がっていた。Win Ka Bar Pagodaは約500年ほど前の遺跡で地元の人しか知らない秘密の場所だそう。保存状態も良く、規模も大きい。遺跡好きにはたまらない遺跡だった。ミャンマーには遺跡がたくさんあるからこのWin Ka Bar Pagodaも観光名所にはならず、埋もれてしまっているのだと思う。この辺りには他にも遺跡があり、遺跡をヤギ小屋代わりにしていてるものなど遺跡が生活の一部になっているものもあった。Mr.ZawよりMr.Josephの方がこの辺りの遺跡に詳しいようで、Mr.Zawに代わって暗くなって見えなくなってもあちこち連れて行ってくれた。
田園地帯の中に取り残された遺跡群
田園地帯の中に取り残された遺跡群

こういった遺跡が点在している
こういった遺跡が点在している

Win ka bar pagoda
Win Ka Bar Pagoda

Win ka bar pagoda。正面から
Win Ka Bar Pagoda。正面から

Win ka bar pagodaの隣にある遺跡
Win Ka Bar Pagodaの隣にある遺跡

ヤタナーシンメパヤー。暗くて写真が撮れなかったのが残念
Yadana Hsemee Pagoda。暗くて写真が撮れなかったのが残念

夕日が沈んだ後もきれい
夕日が沈んだ後もきれい

市内に戻り、ミャンマー音楽のライブ演奏が聞けるエイヤワディー川ほとりのレストランで4人で飲む。夕食はガイドブックに載っていたミャンマー料理のレストランで食べて一日終了。一日バイクの後ろに乗っているとさすがにお尻が痛くなった。

[Mr.Zawの連絡先]
Tel:09-33035067
Mr.Zaw
基本いい人だとは思うが、営業がちょっとしつこい。追加料金を取ろうとする姿勢も見えるので値段交渉のときに細かく詰めといた方がいい。お客さんに書いてもらったメッセージブックにも「たぶんいい人だとは思うけど、ちょっとしつこい」と日本語での評価が書いてあった。ガイドもしてくれるけど、ミャンマー語なまりの英語なのでちょっと聞き取りづらいかも。

Mr.Joseph
いつも笑顔の癒し系のおっちゃん。ビートルナッツで真っ赤になった歯を見せながらいつもニカニカ笑っている。インワの遺跡に詳しい。
Mr.Zawはトラベルエージェントもしているらしく、他にスタッフもいるので秘密の遺跡に行きたい場合はMr.Josephを指名すべし。

Mr.Zaw(左)とMr.Joseph(右)
Mr.Zaw(左)とMr.Joseph(右)

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