Pakse→Don Det(Si Phan Don):ラオスの4,000の島へ

2015/2/9
⚫︎移動…Pakse→Don Det(Si Phan Don)(4時間)
[一人あたりの費用]
⚫︎PakseからDon Detまでのミニバンとボートの往復チケット…120,000キープ(1,700円)
[ホテル]Oi’s Place

8時にホテルを出発し、ミニバンでシーパンドンへ。欧米人ばかりを乗せたミニバンは途中Wat Phuへ行く老夫婦を降ろし、ボート乗り場のあるNakasongに11時半過ぎに到着。このボート乗り場からはDon DetとDon Khonに行ける。私たちが行く島はDon Det。たくさんの欧米人が並ぶ小さなボート乗り場で列に並び、今にも沈みそうなボートに乗って10分程度で島のビーチ兼ボート乗り場に到着。
さっそく目に入ったのはボート乗り場の小さな砂浜でビアラオ片手に日光浴する欧米人や私たちと同じボートに乗ってきた友人を待ち受ける長期滞在者の姿などだった。島自体は素朴な未開発の島といった印象だが、ヒッピーな欧米人バックパッカーが多い上、商店や食堂も外国人が好みそうなメニューや輸入物しか扱っておらず、最初の印象は正直あまり良くなかった。ちなみにこの島は島民以上に欧米人が多いらしい。
島のGHはサンライズ側とサンセット側に分かれていて、バンガロースタイルが多い。私たちはサンセット側のバンガローに決め、早速川べりのレストランで一杯飲みながらまったり。しばらくのんびりした後、Don Detを散策。フランスが建設しかけた橋の跡を見物し、GHに戻って夕日を見ながらまたぼんやり。夜はFamily GuyのDVDを流している食堂に入り、寝転んでDVDを見ながら相方が大好きなベジマイトブレッドをかじりながらまたまたのんびり…。

バンガローからの夕日
バンガローからの夕日

バックパッカー集まる場所にはこういった長時間ぼーっとしたくなるつくりの食堂がよくある。特徴としては各テーブルが「Friends」や「Family Guy」などの洋物ドラマやアニメを流しているテレビの方向に向けられており、寝そべりながら食事ができるようになっている。店を選ぶ基準も実はメニューより放送内容だったり、くつろぎやすさだったりする。外国にいながら家でくつろぐかのようにのんびりすることができるというところにハマり、私たちもビール片手に真っ赤に日焼けした欧米人に混ざりながらいつの間にかリピーターになっていた。
この島の良さはそういった居心地がいい場所が多いということ以外に島独特ののんびりした空気やゆったりとした時間の流れがあるところでもあり、忙しない国から来た人たちには魅力的なのかもしれない。到着直後はあまりいい印象のない島だったが、初日にしてなぜこの何もない島にたくさんの欧米人が訪れ、さらには住みつく人までいるのか分かったような気がした。

Si Phan Don(4,000 Islands)
Si Phan Donとはカンボジア国境沿いのメコン川に浮かぶ島々の総称で、ラオス語で「4,000の島」という意味。辺鄙なところにあるにも関わらず、パーティータウンとまったりとした時間を求め、たくさんの外国人が毎日訪れる。主要な島は一番大きいDon Khong、レストランやGHが多いDon Det、Don Detより少し落ち着いた雰囲気のDon Khonの3つ。
東南アジア諸国のパーティータウンはいくつか行ったが、この島はまさに最盛期のパーティータウンといった感じ。ちなみに他のパーティータウン、カンボジア シアヌークビルのコロン島は今からが最盛期、タイのパーイとラオスのバンビエンは最盛期は過ぎ、普通の観光客も取り込み始めたパーティータウンといった印象だった。
PakseからSi Phan Donへ行く場合、トラベルエージェントやホテルからバスとボートのセットチケットを買うことができる。大体ボート込みで片道60,000〜65,000キープ(900~980円)。復路オープンの往復チケットだと若干安くなるが、復路のチケットをまた買わされたりするなどトラブルもある上、島で買う方が安いのでPakseーでは片道だけを買い、復路は島で買った方が無難。
島では電気とwifiはあるがガスはなく、水道も川の水を利用している。レストランも仕込みなどはしていないので、畑から野菜を採ってきてゼロから作ってくれる。物価は町とあまり変わらないが、両替レートはかなり悪いので事前に替えておいた方が良い。
Don DetのGHはサンセット側とサンライズ側にあり、バンガロータイプの安めのGHだと共同シャワーで50,000キープ(750円)ぐらいから。
島内移動はレンタルバイシクルが主流。1日/10,000キープ(140円)。Don detに泊まり、自転車をレンタルしてDon khoneを周る人が多い。
見所はDon Khonのフランスが作った蒸気機関車やラオスのナイアガラと言われるコーンパペンの滝、ソムパミットの滝など。「何もない」のが良い、のんびりとした贅沢な時間が流れる島。

Don detとDon khoneのマップ
Don DetとDon Khonのマップ

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