Hue→Pakse(Laos):ドタバタ劇の初の国境越え

2015/2/5
⚫︎移動…Hue→Pakse(14時間)
[一人あたりの費用]
⚫︎HueからPakseまでのバス…$30
⚫︎ラオスビザ(1カ月シングル)…$35
[ホテル]Champa Hotel
※データ紛失のため画像はなし
スクリーンショット(2015-11-25 13.02.54)

6時ピッタリにホテルピックアップが来てくれ、南バスターミナルへ。乗客は私たち2人だけでバスは7時に出発。途中のガソリンスタンドで大量の荷物を積み込み、Dong Haで地元の乗客を数人乗せて一路ラオスのパークセーへ。乗客が少なかったため一番後ろの4人用の席を2人で使えたので快適だったが、ろくな休憩もなくスタッフの対応も最悪。ガソリンスタンドで昼食を兼ねた休憩があったが、地元の乗客には弁当を買うか聞いていたのに私たちには何も聞いてこなかったし、ガソリンスタンドなので何も売っておらず昼ご飯なし。その後もトイレ休憩もないので何かのついでに停まるときに隙を見てトイレに行かないといけない状況だった。
Khe Sanhを通り、国境のLao Baoには13時すぎに到着。Lao Baoでは闇両替のおばちゃんが乗り込んで来て、向こうには銀行やATMはないのでここで換えろとうるさい。レートが悪いので無視していると出発間際になってコンバーターで表示された正規レートでもいいと言うので$10だけ渡すとラオスキープを手に押し込まれ、確認する時間もなく出発。やっぱり$1ほどぼられており、出発間際のどさくさに紛れて両替するというおばちゃんの手口にまんまとはまってしまった。
国境はベトナム側とラオス側が一緒になったイミグレで出入国が一箇所でできるようになっていた。出国は問題なくできたが、入国でまた一悶着。ベトナムドンはあったが米ドルの持ち合わせがなく、ベトナムドンで払おうとするとやたらレートが悪い。コンバーターで見せても「それが間違っている」の一点張り。仕方がないので銀行で日本円から米ドルに替え、なんとか入国。この間もバスのスタッフが急かしてくるしバタバタの国境越えだった。
ラオスに入ると赤土の大地に高床式の家がまばらに並び、またベトナムとは違う風景が広がる。陸続きの隣の国なのにこんなに風景が変わるものなのかと驚いた。ラオスに入っても休憩はなく、パークセーに着いたのは21時。14時間の長旅だった。予想はしていたがやっぱり陸路での国境越えはかなりきつい…。私はまだマシだったが、相方は体が大きいのでこれに懲りて「バス旅はもう嫌だ。」と言う始末。ラオスを北上するのもバスがメインになるのに先が思いやられる…。
後部座席で寝ていたところを叩き起こされ、バスを降りるとあたりは真っ暗。トゥクトゥクの客引きが待ち構えていたが、相場も分からないし交渉するのもしんどかったのでとりあえず歩き出すことに。近くの食堂のおばちゃんに安宿がある方向を聞き、ホテル探し開始。ラオスはベトナムに比べるとかなり田舎で大通りでも薄暗く、人通りも少ない。ダウンタウンまでは遠そうだったので、とりあえず今日はバス停から少し歩いたところにあった手頃なホテルに決定し、晩ご飯も食べずに一日終了。

Pakse
セドン川とメコン川に囲まれた小さな町。タイやカンボジアとの国境とも近いため国境越えをする外国人が多い。
ダウンタウンはセドン川とメコン川が交差するあたりにあり、GHもこのあたりに多い。私たちが訪れたのは冬だったが、それでも昼間は焼けるように暑く、夜も温かい。
メインのバスステーションは市内から8kmほど離れたところにある北バスターミナルと南バスターミナルにわかれる。市内にもいくつかバス停があり、行き先にごとにわかれている。行き先によっては市内にバス停があることもあるので、その場合はトラベルエージェントでホテルピックアップ付きのバスチケットを買うより安くいけることもある。
見所は11〜13世紀のクメール遺跡、Wat Phuと川イルカが生息するカンボジア国境の近くにある4,000の島という意味のSi Phan Don、Si Phan Donへのボート乗り場になるNakasongの町からさらに南に下ったところにあるラオス版ナイアガラの滝、Khone Phapheng Fallsなど。

パークセー市内
Pakse市内
パークセー郊外
Pakse郊外

Pakseの交通手段
[バイク型サイカー]
バイクの横に二人乗りのサイドカーをつけた乗り物。ミャンマーのサイカーと似ているが、ミャンマーのサイカーは自転車。
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