2015/3/18
⚫︎Ma Tra村、Ta Phin村
[費用]
⚫︎レンタルバイク…70,000ドン(350円)
[ホテル]Van Son Sapa Hotel
昨日まで泊まっていたホテルより$4安いホテルを見つけたので引っ越し。荷物を部屋に置き、バイクでまだ行っていない村をツーリング。Sapaに来た初日は雲にすっぽり覆われ、10m先も見えない状況だったが、ここ数日は快晴が続き、ツーリングやトレッキングには最高の天気。
いつも行くバインミー屋さんで20,000ドン(100円)のエッグバインミーを食べ、ツーリング開始。Lao Caiへ行く途中にある黒モン族が住むMa Tra村を通り、赤ザオ族と黒モン族が住むTa Phin村を目指す。Sapaの村はどこも段々畑が本当にきれい。水牛やニワトリ、子ブタなどが畑でのんびりしていて、どの景色を切り取っても絵になる。
Ma Tra村からTa Phin村へ行く途中、廃墟になった教会があったので見学。教会の入り口に着いた途端、赤ザオ族のおばちゃんがダッシュで走ってきてみやげ物攻撃。街ではしつこい物売りをしてくるのは黒モン族だけだったが、赤モン族も自分の村ではしっかりセールスしてくる。
Ta Phin村へ行くまでにもお裁縫をする赤ザオ族の前をバイクで通りかかるとみんな一斉に道路に飛び出してきてみやげ物攻撃をする始末。観光客が立ち止まりそうな景観のいい場所で待ち伏せしているので、そういった場所は素通りしてTa Phin村までツーリング。
Ta Phin村の景色を眺めながら少し走るとTa Phin洞窟に到着。ここにもみやげ物売りと洞窟内を照らすための懐中電灯をレンタルする赤ザオ族が待ち伏せ。みやげ物の話はかわしながら民族について色々質問。赤ザオ族は前髪と眉毛を剃っている女性が多いが、若い人は伝統の赤い帽子も被らず、前髪と眉毛を剃っている人も少ない。そのことを聞いてみると、どうやら前髪を剃るのは30歳以上の女性のみで剃るか剃らないかは個人の自由らしい。赤い帽子もかぶりたくないからとの理由だった。どこの民族でもあることだとは思うが、文明が入ってくることにより伝統が薄れていくのを目の当たりにしたように感じた。
Ta Phin村の食堂で休憩していると早速また赤ザオ族と黒モン族が入り口付近をうろちょろ。休憩をしている間はセールスをすることもなく、民族のことなどを教えてくれたので良かったが店を出た途端みやげ物攻撃…。サパの村はきれいだが、立ち止まるたびにこれだから疲れる。
今日もいつもの食堂で夕食。街中の旧マーケット内にあり、いつ行っても忙しく少数民族にも人気の食堂。Sapaにいる間、ほぼ毎日通っていた。常連さんになるとおっちゃんがアップルワインをこっそり注ぎ足してくれる。今日は野菜のフォー、しいたけと厚揚げの炒め物、ビールとアップルワインで120,000ドン(600円)。