バンコクの交通事情

タイは乗り物が安い。タクシーもメーター制で格安で利用できる。トゥクトゥクなどの交渉次第の乗り物は逆に高くなったりするが、値段が決まっているバス、国鉄、地下鉄、タクシーなどは比較的安い。

交通量が多いバンコクの街
交通量が多いバンコクの街

タクシー
ピンクや黄色、緑などカラフルな車は各タクシー会社のもので、緑の車体に白のラインが入っているのが個人タクシー。バンコクでは供給過多ではないのかと思うぐらいタクシーで溢れている。バンコクのタクシーは基本メーター制で初乗り35バーツ。その後440mごとに2バーツずつ上がっていく。市内なら100バーツぐらいまでで利用できる。釣りが出ないよう乗る前に小銭を用意し、メーターを使うか確認してから乗るようにする。

トゥクトゥク
タクシーより少し安いのが相場。乗りこなすには交渉のテクニックが必要。何度か交渉したが、かなり高い言値を言ってくるし、頑固なのかなかなか値下げしないどころか交渉自体に応じないトゥクトゥクもいる。私の場合は「where you go?」から始まり、交渉に応じる気もないのに「why you go there?」とおせっかいなことまで聞いてくるので、めんどくさくなってあまり使わなかった。

MRTとBTS
バンコクにはMRT(地下鉄)とBTS(スカイトレイン)が走っている。本数も多く、ラタナコーシン島を除き、バンコクの主要なところを走っているので便利。値段もそこそこ安いが、2.3人で乗るのならタクシーの方が安いことも。

市バス
路線、本数ともに多く、料金も10バーツ前後と格安。ただ渋滞が多いこととバスの種類も色々あり、路線も複雑な上、英語は通じにくいので乗りこなすのは難しい。他にマイクロバス、ミニバスなどもあり、短い区間だけを往復している。Google Mapsでバスでの経路検索をすれば乗りこなせるかもしれない。

木製の床がどこか懐かしいバンコクの市バス
木製の床がどこか懐かしいバンコクの市バス

鉄道
タイには北線、東北線、東線、南線と4つの主要幹線が走っている。私が一番好きだった移動手段がこの国鉄だった。時間はかかるけど、ゆっくり車窓から流れる景色を眺めているだけで楽しい。もうひとつの楽しみは車内販売。出入りのしやすい3等だと各駅から売り子のおばちゃんが乗り込んで来てお弁当やフルーツ、飲み物、お菓子など様々なものを売りに来てくれる。
車両のクラスは1〜3等の3つ。3等は木の椅子の自由席、2等はクッションのきいた指定席、1等はエアコン付きの指定席。電車によっては1等が寝台車で2等も夜になると寝台になるものもあるらしい。寝台列車は昔日本で使っていたものを再利用しているとか。3等は当日購入だが、1、2等は事前購入できる。チケット購入時にはパスポートが必要。


バンコクのチャオプラヤー川には渡し舟があり、対岸やラタナコーシン島など川沿いの主要なエリアを結んでいるため通勤に使う人も多い。渋滞も関係なく料金も安いので、川沿いのアクセスには便利。

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