Bangkok→Mandaley(Myanmar):不思議の国ミャンマーへ!

2014/11/22
●移動…市内→ドンムアン国際空港(1時間)、バンコク→マンダレー
●マンダレー市内散策
[一人あたりの費用]
●市内→ドンムアン国際空港…鉄道 3等:15バーツ(50円)
●バンコク→マンダレー…飛行機:14,000円
[ホテル]Fortune Hotel Mandalay

国鉄でドンムアン国際空港まで移動。Hua Lamphong駅が始発駅でドンムアン駅までは1時間ほどで到着。国鉄は初めて乗ったけど、車窓からゆっくり流れる景色を楽しみことができて移動自体を楽しむことができるのでなかなかいい感じ。電車は木造のディーゼル車で駅舎も鶏が自由に走り回り、趣きがある。3等の車内ではフルーツやお弁当、飲み物なども売りに来てくれるし、時間はかかるけど安いしかなりおすすめ。

Hua lamphong駅
Hua Lamphong駅

ドアは走行中も開けっ放し
ドアは走行中も開けっ放し。こちらまでおおらかな気分になってしまう

3等車両。向かい合わせの自由席なので一緒に乗り合わせた人と仲良くなることも
3等車両。向かい合わせの自由席なので一緒に乗り合わせた人と仲良くなることも

エアアジアでミャンマーのマンダレーまで。本当は陸路で行きたかったけどまだ内戦もあり、軍事政権のミャンマーを陸路で行くのは色々制限もあるためなかなか難しい。
ドンムアン空港では毎度のことながらエアアジアのチェックインでかなり待たされたけど、なんとか定刻通りに出発。出国審査のとき、私が並んだ審査員がたまたまゲイで手をひらひらさせながら「Mandaley~♪」と歌いながらパスポートを返してくれ失笑( *´艸`) タイっぽくてゆるくていいな〜!

マンダレーに到着後、荷物を取って税関を出た瞬間市内行きのタクシーの客引きに囲まれる。皆一斉に喋って詰め寄ってくる上、話しかけてくる距離がやたら近い…。初ミャンマーの第一印象はインドを少し薄めたような手ごわい国といった感じだった。
とりあえず客引きを振り切り外へ。最初に思ったことはとにかく暑い!今までいたバンコクの比ではないくらい暑い。直射日光がきつく、乾燥しているのでジリジリ焼ける感じ。それもこの時期のミャンマーは冬!冬でこの暑さなら夏はどうなっているのだろう…。

マンダレー国際空港。なんだか大きなお寺みたい
マンダレー国際空港。なんだか大きなお寺みたい

空港を出るとすぐにエアアジアのバスが待っていて市内まで無料で乗せてくれた。エアアジア利用客向けのサービスらしい。バスを降りるとまたバイタクの客引きの嵐…。相場もわからないので、無視して予約していたホテルへ歩き出す。バスで一緒になったカナダ人のジーナというドラァグクイーンっぽいおばちゃんもまだホテルが決まっていなかったので一緒に行くことに。バイタクも付いてきて親切にホテルまで案内してくれた。明らかに観光客の数に対しバイタクが多すぎるので街を歩いているだけで客取り合戦。付いてきたおっちゃんも客を逃すまいと必死だったのだろう。
両替と夕食探しも兼ねて市内を散策。地図で見るとそんなに距離がないように見えるけど、実は1ブロック自体がかなり大きい。駅の東側を歩き回ったが、高級ホテルが多く、食堂などがほとんどない。屋台も一応少しあったけど砂埃が舞う未舗装の道路脇で蒔きや炭で調理していてあまり食べる気がしなかった。
市内の様子
市内の様子

赤信号待ちの車に新聞や交通安全の御守りの花を売る少年
赤信号待ちの車に新聞や交通安全の御守りの花を売る少年

途中ミャンマーの生活レベルには釣り合わない大型ショッピングモールを発見!外観は近代的な雰囲気だったけど、中は閑散としていて売っている服のデザインもものすごく古い。フードコートとか食堂があるか地元の女の子に聞くと、地下におすすめのお店があると言うので付いて行くことに。彼女たちが自信たっぷりにめちゃくちゃおいしい店だと言うので期待して行くと素朴な惣菜パンが少しだけ並べられたパン屋さん。
戸惑いつつも3つほど購入し、店内で食べることを伝えると席まで持っていくので座って待っていてくださいとのこと。温めて出してくれるのかと思っていたら、出てきたのはそのままの冷たいパン。そしてここからが驚きポイント。なんとたかが惣菜パンなのにホテルで使うようなちゃんとしたセラミックのお皿にのせられ、フォークとナイフとともに出てきた。ミャンマーの生活レベルからするとこの食器はきっとかなりの高級品。ということはこのパンも高級なものということ?そしてまわりを見渡すとみんなフランス料理を食べるかのように惣菜パンをお行儀よくナイフとフォークで食べている…。なんとも不思議な光景だったが、たぶんこのパン屋さんが特別おいしいのではなく、お米が主食のミャンマーではパン自体が新しいものなのではないかと思った。カルチャーショックというより日本に初めてマクドナルドの1号店ができた時代にでもタイムスリップしたかのような気分。そこそこいい値段もするし、どうやらパンはミャンマー人にとっておしゃれで最先端の食べ物らしい。ちなみに店自体は清潔で先進国にありそうなカフェ的な雰囲気だったけど、実はエアコンなしで蚊が飛び交っていた。とりあえず店は作ったけど、全体的に追いついていないところがミャンマーらしい。
一つ100円ぐらい。ヌードルが一杯50円で食べれるミャンマーではパンは高め
一つ100円ぐらい。ヌードルが一杯50円で食べれるミャンマーではパンは高め

ミャンマー流にナイフとフォークで(笑)
ミャンマー流にならい、ナイフとフォークでお行儀よくいただく相方

夕食後、パン屋の横にある大型スーパーマーケットを覗く。野菜など生鮮品は少なめでお菓子コーナーが充実していた。値段も高めでお客さんも富裕層。ミャンマーは近隣国からの輸入ものが多いので物価は全体的に高め。外資系企業の進出もまだまだこれからだし、宿泊や食事、移動手段、インフラ、外国人旅行者を受け入れる体制などもまだ整い切っていないといった印象を受けた。

Mandaley
マンダレー駅を挟んで西側が旧王宮と高級ホテル街、東側にGHと大衆食堂的なレストランがある。街は碁盤の目のようになっているので分かりやすい。ただ1ブロック自体が大きい上、砂埃と暑さの中歩いて観光するのはかなりきつい。イスラム人も多く住んでいてイスラム寺院もある。
マンダレー市内のイスラム寺院
マンダレー市内のイスラム寺院

マンダレー入域料
$10。旧王宮、シュエナンドー僧院でチェックされた。ガイドブックにはミングォン、ザガイン、インワ、アマナプラもチェックされるとあったが、上記の2箇所以外はチェックなしだった。チケットは主要観光名所で購入する。

マンダレーの入域チケット
マンダレーの入域チケット

マンダレーの住所
マンダレーで驚いたことの一つに住所の表記の仕方がある。ホテルへ行こうと住所を見ると「31番通りと82番通りの間」。1ブロック自体がかなり大きいのに「間」って大雑把すぎないか?ヤンゴンの次に大きい街なのにこんなざっくりの住所で成り立っているのが不思議だった。ちなみに下記の住所はマンダレーで泊まったFortune Hotelの住所。
→No.182, 31st street, Between 82nd and 83rd, Mandalay 11221, Myanmar (Burma)

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