2015/5/10
⚫︎Sambor Prei Kuk
[一人あたりの費用]
⚫︎Sambor Prei Kuk…$3
[ホテル]Techo Meas Guesthouse
[ツーリング情報]
•走行距離:30km
•ルート:62号線…良好
早朝出発してSambor Prei Kukを見てから次の街のPreah Vihearまで行く予定だったが、またしても出発が遅かったので日帰りでSambor Prei Kukへ行くことに。Sambor Prei Kukは早稲田大学が調査、研究をしている遺跡のようで日本が支援したのかは分からないが遺跡までの道も良好で1時間もかからずに到着した。
Sambor Prei Kuk
(→Sambor Prei Kukへの個人での行き方)
アンコール地域に都が移る前の6世紀から9世紀にかけて存在した大国「チェンラー」の7世紀初頭に造られた森に囲まれた大遺跡群。大きく分けて4つのグループ、130以上ものレンガ造りの遺跡から形成されている。有名なのは八角形の祠堂や「空中宮殿」と呼ばれる彫刻、巨木が絡みついた祠堂、ドゥルガー像とハリハラ像など。ちなみにドゥルガー像とハリハラ像はレプリカでオリジナルはプノンペン国立博物館に展示されている。早稲田が調査しているので日本人らしき研究者を数名見かけたが、アクセスがしづらい場所にあることもあり観光客はまばら。かなり広範囲にある規模の大きな遺跡なので見るのに最低半日はかかる。また森の中にある遺跡なのでサルやリス、トカゲやアマゾンにでもいそうな大きなクチバシのカラフルな鳥なども見ることができる。
暗くなるギリギリまでSambor Prei Kukを堪能し、Kampong Thomへ戻る。昨日と同じマーケットで夕食を食べているとたぶんシンナーと思われる小さな缶が入ったビニール袋を片手に持ち、小学生ぐらいの子どもが物乞いをしていた。3年前に訪れたカンボジア一治安の悪いシアヌークビルでもよく見かけた光景だが、久しぶりに見るとやっぱりカルチャーショックに近いものを感じる。