Bien Hoa(ベトナム)→Svay Rieng(カンボジア):いざカンボジアへ!

2015/5/4
⚫︎ツーリング
[ホテル]Apsara Guesthouse
[ツーリング情報]
•走行距離:133km
•ルート:QL22、National HWY1…良好
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今日はプノンペンまで一気に行く予定だったが、深夜から相方の体調がすぐれずトイレとベッドを行ったり来たり。朝になっても良くならずほとんど寝てもいないのでとりあえず手持ちの薬を飲み、チェックアウトの時間ギリギリまで休む。1日ぐらいのオーバーステイであれば罰金で済むが新たにベトナムビザを申請するときに印象が悪くなるのは避けたいので体調が少しでもマシになるのを待ってから出発することになった。
なんとかバイクにまたがり、まずは90km先のMoc Baiを目指す。Moc Bai/Bavetはベトナム、カンボジア間の一番メジャーな国境。35度の炎天下の中休憩を挟みながらひたすら走る。途中銀行に寄ってベトナムドンからUS$に両替しようとするが、どの銀行もその反対はできるがベトナムドンからUS$への両替は扱っていないようだった。
Moc Bai手前の商店のおばちゃんと身振り手振りで話していると、以前バイクで国境越えをしようとした欧米人ライダーが結局越えれずまた戻ってきたというような内容のことを言われたので本当か定かではないがかなり心配になる。そして「カンボジアになんかなんで行くの?」といった感じで顔をしかめるおばちゃん。ベトナムとカンボジアはあまり仲が良くないのだろうか…。
そんなこんなでMoc Baiには15時すぎに到着。ゲートの入り口付近で客待ちをしているバイタクのおっちゃんに「外国人はバイクでの国境越えはできないからカンボジア側まで俺のバイクで連れて行ってやる。」と言われるがボーダー付近はそういった手口で騙す輩が多いのは知っていたので無視。ゲート内は現地人にならってエンジンを切ってバイクを押して建物まで押して歩き、パーキングに停めて出国手続き。ツアーバスなどではなく自分たちで国境越えするのは初めてだったので少し緊張したが、一番メジャーな国境でもかなりのんびりとした雰囲気だった。入管のおっちゃんも暇そうにしていて私のパスポートを気の済むまで見たあと熱視線を送ってくる始末。やっと出国スタンプを押してもらい返してくれるのかと思いきや掴んだままなかなか離してくれず、引っ張り合いっこ…。そして心配していたバイクだが登録証などのチェックも何もなくあっさりスルー。バイクを取りに戻ろうとしたら注意されたが「バイクを取りに行く」と言ったらこれまたあっさりOK。入管のおっちゃんの暇つぶしにしばし付き合わされたが、バイクチェックもない本当に簡単なボーダーで、あまりの緩さに笑ってしまうほどだった。

ベトナム側Moc Baiのボーダー
ベトナム側Moc Baiのボーダー

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カンボジア側までの非干渉地帯はエンジンをかけてもいいようなのでバイクに乗ってカンボジア側へ。こちら側もベトナム側に劣らずのんびりした雰囲気。カンボジア側はエンジンを切らず現地の人はそのまま乗っていたので私たちもそのままパーキングへバイクを停め、入国手続きをする。アライバルビザ$30/1カ月だがベトナムドンだと1,500円ぐらい割高になり1,500万ドン。やっぱりUS$は強い…。入国も無事終わり、闇両替のおばちゃんに2,500円分ぐらいだけを両替してもらいカンボジアへ繰り出すとすぐに中国語表記が目立つ大型カジノが軒を連ねていた。
(→バイクでの国境越え(ベトナム〜カンボジア間)参照)

ベトナムとカンボジア間の非干渉地帯
ベトナムとカンボジア間の非干渉地帯
ベトナム側にある石碑
ベトナム側にある石碑
カンボジア側にある石碑
カンボジア側にある石碑
カンボジア側Bavetのボーダー
カンボジア側Bavetのボーダー
カンボジアボーダー近くにあるカジノ。客層はタイ人や中国人の富裕層が多いらしい
カンボジアボーダー近くにあるカジノ。客層はタイ人や中国人の富裕層が多いらしい

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カンボジアに入っても道は相変わらず広くて走りやすい。ベトナムではバイクが我が物顔で道路の真ん中を走っていたが、カンボジアのバイクはゆっくり道の脇を走り、それなりにルールを守っている印象を受けた。プノンペンまで今日行くことは時間的にも無理だったのでBavetから40km離れたところにあるSvay Riengまで走ることに。乾燥した真っ平らな景色を眺めながらツーリング。2年前にも来たカンボジアにまさか今度はバイクでビザランのために来ることになるとは夢にも思わなかった。

ひたすらまっすぐな国道1号線を走る
ひたすらまっすぐな国道1号線を走る

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Svay Riengには17時すぎに到着し、GHもすぐ見つかったので一安心。夕食を食べに街の中心になるロータリーへ行くと様々な種類のおかずが入った鍋が並ぶ食堂があったのでそこで夕食。ミャンマーのビルマカレーに少し似た煮込み料理が多く、日本人好みの味だった。
田舎だから物価が安いのかもしれないが、ビールや安食堂での値段はベトナムとほとんど変わらない。また一つ驚いたのが田舎へ行けばベトナムでは英語を話す人はほぼ皆無だったが、カンボジアは田舎でも英語が話せる人が多い印象を受けた。

無事バイクでカンボジアにも入国でき、3年ぶりのアンコールビールで乾杯
無事バイクでカンボジアにも入国でき、3年ぶりのアンコールビールで乾杯
トラックにぎゅうぎゅう詰めになりながら仕事から帰るカンボジアの人たち
トラックにぎゅうぎゅう詰めになりながら仕事から帰るカンボジアの人たち
鍋におかずがたくさん入った食堂
鍋におかずがたくさん入った食堂
この日の夕食。相方はまだ調子悪かったので私だけ食事。ごはん1,000リエル、おかず1品3,000リエル
この日の夕食。相方はまだ調子悪かったので私だけ食事。ごはん1,000リエル、おかず1品3,000リエル

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