Le Ninh→Hue:ツーリングからヒッチハイク

2015/4/15
⚫︎ツーリング
[ホテル]Nha Nghi Phu Hiep
[ツーリング情報]
•走行距離:117km
•ルートと道路状況:Duogn Ho Chi MinhAとH1/QL1A経由…良好
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今日の目的地のフエまでは距離も短いので午前中はLe Ninh村でのんびり。相方のズボンが破れていたので仕立て屋さんで直してもらい、昨日も行ったブン屋さんで朝食。おばちゃんのだんなさんが茹でたホルモンと田蟹とビールを持ってきてくれ、朝から一緒に晩酌。滞在中何度か通った食堂だが、ごはんも安くておいしいし、おばちゃんもおっちゃんも親切で大好きな食堂だった。

ズボン修理中
ズボン修理中
たったの5分で出来上がり。それも20,000ドン(100円)
たったの5分で出来上がり。それも20,000ドン(100円)
おばちゃんの店でBun Bo
おばちゃんの店でBun Bo
おばちゃんのだんなさんと。「また戻って来い」と言ってくれた
おばちゃんのだんなさんと朝からビール。「また戻って来い」と言ってくれた
サービスで出してくれた田蟹
サービスで出してくれた田蟹
店のおばちゃんとだんなさんと記念写真
店のおばちゃんとだんなさんと記念写真

お世話になったバイク屋さんや仕立て屋さんに再度お礼を言ってLe Ninhを11時に出発。観光資源は何もない小さな村だったが、人が温かくてとてもいい村だった。

のんびりとしたLe Ninh村
のんびりとしたLe Ninh村

3カ月前にフエからフォンニャまでツーリングしたときに何度か立ち寄った商店のおばちゃんに会いにホーチミントレイルを走る。今日は天気も良くてツーリング日和。Dong Haに着き、おばちゃんの店に行くとまた来るとは思っていなかったようで、かなりびっくりしていた様子。以前は工事中だった店の前の道もきれいに整備され、大きな幹線道路になっていた。店の前でバスを待つ姉妹としばらくジェスチャーで会話。来る途中に通ったKien Giangまで帰るそうでバスを待ち伏せ中とのこと。ラオスもそうだったが、ベトナムもバス停以外でもバスを捕まえて乗る人が多い。

今日もホーチミントレイルは快調
今日もホーチミントレイルは快調
道端で見つけた蝶々
道端で見つけた蝶々
ドンハのおばちゃんと再会
ドンハのおばちゃんと再会

16時までのんびりし、フエに向けて再出発。だがここからが悪夢の始まりだった。最初は調子良く走っていたのだが、フエの手前約30kmのあたりで原因不明のエンスト。キックスタートをしてもエンジンがかからず、とりあえず近くの修理屋に押して持っていくが、小さな修理屋で英語ももちろん通じない。エンジンを分解しないといけないと言っているのはなんとなく分かったが、その前にまず直せるのか、費用や時間はどのくらいかかるのかもわからず、夕暮れも迫ってきていたのでお手上げ状態。でも直せるかどうかも分からないバイク屋に任せるのも嫌なのでフエまでのヒッチハイクを覚悟でバイクを押して歩き出すと自転車に乗ったおっちゃんが「こっちこっち」と言うので付いていくとまた別の修理屋。さっきの修理屋よりはちゃんとした感じだったので任せてみると関係のなさそうなマフラーも外し、エンジンもバラバラにした上で修理に1日かかり、費用は700,000ドンと言う。何がどう悪いのかの説明もなく、明らかにぼったくろうとしている感じがしたので元に戻すよう言うとなんと今日は無理とのこと。とりあえずバラバラにして逃げられないようにしておいてから高額な修理費を請求する手口なのかもしれない。こんな馬鹿げた詐欺に付き合うつもりも毛頭ないのでビニール袋にパーツを入れて持って帰ると言うとやっとパーツを元に戻してくれたが、なんとかフエまでは走れるようにしたからという理由で修理費200,000ドンを請求された。だが実際は一回だけエンジンはかかったものの何も変わらず。分解して元に戻しただけなのに200,000ドン…。さらにバイクを押して歩き出そうとするとフエまでトラックにバイクを乗せて行ってくれると言うが、それも500,000ドン。高額すぎてアホらしすぎるので無視して真っ暗になった道を歩き出す。少し歩いたところにあるガソリンスタンドの前でヒッチハイク開始。横の商店にいた男性陣のうちの一人が自分はメカニックなので2時間ぐらいで直せると言ってくれたが、また分解されてさらに悪くなるのは避けたかったのでパス。フエまでバイクで牽引してくれるとも言ってくれたが、この真っ暗な中ロープで繋がれてデコボコの道を30kmを走るのは危なすぎるのでそちらもパス。バイクを積めそうなトラックに目星を付けてヒッチハイクを続けるが、夜のため通る台数も少なくなりなかなか捕まらない。2時間ほどねばった末、やっとダナン方面へ行くコンテナトラックが止まってくれ、後ろにバイクを積んでフエの手前20kmあたりのダナンとの分岐点まで連れて行ってくれた。

止まってくれたコンテナトラックにバイクを積む様子
止まってくれたコンテナトラックにバイクを積む様子

さてそこからどうやってフエまで行こうかと考えていると次はバイタクのおっちゃんが登場。フエまで200,000ドンでロープで牽引してくれると言い、その辺にあったハンモックを取ってきて勝手にバイクに括り付け始めたので150,000ドンで交渉し、連れて行ってもらうことにした。この辺りからは街灯もあり、道も良かったので牽引でも大丈夫だった。私はおっちゃんの後ろに乗り、相方はバイクに乗って引っ張られ、市内に入るとハンモックを取り、相方を先頭にしておっちゃんが足で押すという方式。
そんなこんなでやっと23時すぎにフエに到着。以前も泊まっていたGHに行くとロビーで寝ていたスタッフの兄ちゃんがまた来たので驚いた様子だったが喜んで迎え入れてくれた。朝までヒッチハイクをする覚悟でいたが、日付が変わる前になんとかフエ入りすることができ、宿も確保できたので本当に良かった。

ドンハ郊外からフエまではヒッチハイクと牽引
ドンハ郊外からフエまでのこの間はヒッチハイクと牽引

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