Nong Khiaw→Muang Khua:ラオス秘境ボートクルーズ

2015/3/3
●移動…Nong Khiaw→Muang Khua(6時間)
[一人あたりの費用]
●Nong KhiawからMuang Khuaまでのボート…150,000キープ(2,200円)
[ホテル]Manotham Guesthouse

今日はボートでNong KhiawからMuang Khuaへ移動。30分遅れの11時半に今にも沈みそうなぐらい寿司詰めになったボートに乗り込んで出発。Muang Khuaまでは8人以上は120,000キープだが、7人以下は150,000キープ。明らかに8人以上乗っているのに150,000キープ払ったので不思議に思っているとMuang Ngoiでほとんどの欧米人は下船し、残りの地元の人も乗り場もない川の途中の村で次々と降り、残ったのは私たち2人とフランス人3人の計5人だった。

ノンキャウのボート乗り場
Nong Khiawのボート乗り場

ここからMuang Khuaまではさらに数時間。川を登って行くので途中水しぶきをあげながら濁流を登ったりしながらさらに北上。Nong Khiawも十分田舎だったが、途中にある村はさらに原始的で山の斜面に葉っぱでできた小屋が数件集まっただけの「ウルルン滞在記」にでも出てきそうな自給自足の村。ボート代は高かったが、ボートでしか行けないまさに秘境の村々も見ることができ、移動自体も十分楽しめたので価値のあるクルーズだった。

ノンキャウから1時間のところにあるムアンゴイ。ここも外国人に人気がある小さな町
Nong Khiawから1時間のところにあるMuang Ngoi。ここも外国人に人気がある小さな町

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乗り場も何もないところで降りる地元の人たち
乗り場も何もないところで降りる地元の人たち
途中ダムか橋かわからないが何かをしていた。ダムが建設されればここもNong Khiaw⇆ルアンパバーン間のようにいつかはボートで行き来できなくなるのかもしれない
途中ダムか橋かわからないが何かをしていた。ダムが建設されればここもNong Khiaw⇆Luang Phabang間のようにいつかはボートで行き来できなくなるのかもしれない

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水流を使った自家発電
水流を使った自家発電
時々流れの速い濁流を登る
時々流れの速い濁流を登る
川沿いの家が数軒集まっただけの小さな村
川沿いの家が数軒集まっただけの小さな村
ボートからの夕日
ボートからの夕日

Muang Khuaには17時過ぎに到着。町には外国人も数人いてGHもそこそこある感じ。ホテルを探しているとバイクに乗ったおっちゃんが「明日ベトナムに行くの?」と声をかけてきたので時間や値段などを教えてもらう。おっちゃんに寄ると2日に1回町中のジャンクションから7時半に出発するとのこと。あのおっちゃんはバス会社の人なのかよく分からなかったが、新しい外国人を見つけるたびにベトナム行きのバスのことを教えていた。

ムアンクアのボート乗り場
Muang Khuaのボート乗り場
ムアンクアのボート乗り場を降りたところ
Muang Khuaのボート乗り場を降りたところ

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ホテルの客引きに連れられ、危なっかしい吊り橋を渡り、川沿いの眺めが良い50,000キープのGHへ。
荷物を降ろし、ベトナムへの行き方を調べるためにツーリストインフォメーションへ行くがまだ昼過ぎなのに閉まっていた。この町はベトナムとの国境越えをするのために立ち寄る外国人が多いので、外に貼られていたにベトナムへの行き方の張り紙をしばし研究。それによるとDien Bien Phu行きのバスは毎朝7時に出発し、いったんOudomxaiまで戻って別のバスに乗り換え、また同じルートを通ってベトナム側のDien Bien Phuまで行くというもの。あまりに無駄が多いルートで張り紙の英語も拙かったが、そこから読み取れる情報はそういった内容だった。真偽を確かめるためにもまた明日開いている時間に改めて聞きに行くことに。
宿で家庭料理の晩ごはんが25,000キープで食べれるそうなので18時にGHに戻り夕食。ベジタリアンフードで量も多くておいしかった。

ツーリストインフォメーションに貼ってあった情報
ツーリストインフォメーションに貼ってあった張り紙
歩くとかなり揺れる吊り橋
歩くとかなり揺れる吊り橋
GHの娘さんが作った夕食
GHの娘さんが作った夕食

夕食時にGHのおっちゃんと話す機会があったので、Dien Bien Phu行きのことを聞いてみるとおっちゃんによるとDien Bien Phu行きのバスは毎日7時、11時、12時、14時の4本あるとのこと。なんだか人によって言うことがバラバラ。

GHに貼ってあった情報
GHに貼ってあったDien Bien Phu行きのバス情報。一番肝心なバスの時間が「Not sure」って…。さすがラオス
Muang Khua
Nong Khiawからナムウー川を6時間北上したところにある山と川に囲まれた静かで小さな町。電気も24時間ではなく、wifiがあるGHも少ない。数年前までは電気が使えるのは夕方からの3時間でwifiはもちろんなかったらしい。ベトナムのディエンビエンフーとの国境が近いため国境越えをするために立ち寄る外国人がいる程度でほとんど観光地化されていない。
Namphak Brideの反対側は道も舗装されておらず、ボート乗り場がある町側よりもかなり素朴。学校や家があり、ラオスの田舎の生活を垣間見見ることができる。
見所はあまりないが、少数民族の村を訪れるトレッキングツアーがある。どちらかと言うとNong Khiaw、Oudomxai、ベトナムのDien Bien Phuなどに行くために立ち寄る町といった感じ。何もせずのんびりするだけであればMuang Khuaの町自体はかなり素朴なので川で泳いだり本を読んだりするには最高。
GHは町のあちこちに50,000キープぐらいからの安宿が点在している。少し高めのGHもあるが、wifiがあるかホットシャワーがあるかの違い。

Muang Khuaからの交通手段
[ボート]
Muang NgoiやNong Khiawやへ行くボートが1日1便ある。

ボートの時刻表
ボートの時刻表

[ベトナムへの国際バス]
OudomxaiからベトナムのDien Bien Phuへ行くバスが町中のジャンクションに停まる。確実にあるのは毎朝7時、60,000キープ。それよりも早く出ることあるらしいので6時半までにはバス停にいた方がいい。それ以外にも一日数本あるようだが、日によって本数も時間も異なる感じがした。
ちなみにNamphak Brideができるまではナムウー川の反対側のバス停から出ていたそうだが、Namphak Brideができてからは町中のジャンクションから出るようになり、便利になった。
※人によって毎日4本と言う人もいれば2日おきに1本と言う人もいて言うことがバラバラ。ジャンクションのバス停(バス停のサインも何もない)にも時刻表などはないので確実な情報を集めるのに苦労する。バイクに乗ったラオス人のおっちゃんが道ゆく外国人にDien Bien Phu行きのバスの情報を教えていたが、2日おきに7時発。他の人の情報だと毎日出ると言う人もいる。たぶんラオス運営の国際バスとベトナム運営の国際バスが交互に毎日出ているのだと思うが、バイクのおっちゃんはラオス運営のバスに乗せたいので毎日あること教えてくれなかったのかもしれない。色々な人から情報を集め、総合的に判断するか朝早くバス停に行き、その日のバスの時間を調べるしかないのかもしれない。ちなみに朝は電気が通っていないのでパッキングは前日に済ませておいた方がいい。

ツーリストインフォメーションに貼ってあった情報
ツーリストインフォメーションに貼ってあった情報

GHに貼ってあった情報
GHに貼ってあった情報

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