2014/12/6
●トレッキング1日目
[一人あたりの費用]
●トレッキングツアー(食費、宿、ガイド、荷物の搬送代、ボート代含む)…$50
[ホテル]ホームステイ
相方がお腹を壊し、朝からトイレにこもってしまったので30分遅れの8時半にホテルを出発。ホテルの前では昨日ツアーの手配をしてくれたおっちゃんとガイドの21歳の男子大学生のTee Maungが待っていてくれた。おっちゃんにKalawまで運んでもらうバックパックを預け、ボートでインレー湖の反対側まで渡り1泊2日でのトレッキング開始。インレーからカローの道のりは初っ端から山越えがあり、その後は緩やかな道を約70km歩く。KalawからInleだと山越えはせずに下り道なのでそっちのルートの方が一般的。実際反対側からトレッキングする人にはたくさん会ったが、インレーから来る人には全く会わなかった。
山越えが終わると半砂漠地帯や畑の中、干上がった川などを歩く。最初は調子良く歩いていたが本当は2泊3日のコースなのに1泊2日で歩くため、Tee Maungの歩くペースが早く、途中からついて行くので必死だった。Tee Maungは歩きながら彼女のことや将来の夢のことなど延々と喋り、疲れ知らずでいつも元気いっぱい。ランチは途中の村の家でTee Maungが作ってくれ、1時間ほどランチ休憩。
午後からのトレッキングは2.3度休憩を挟み、田園や荒野を歩く。午後もかなりのハイペースで歩き、なんとか明るいうちに今日のホームステイ先のKone Hla村に着くことができた。
Kone Hla村は田園地帯の中にあるシンプルな村で、水牛での農業がメイン。車やバイクの代わりに水牛を移動手段にしていた。
ホームステイ先は商店と農業をしている家でちょうど収穫が終わった日だったらしく、手伝ってくれた近所の人たちにお酒を振舞っていた。なんとなく葉っぱでできた家を想像していたが、木材とコンクリートとトタン屋根のちゃんとした家だったので少し安心。が、トイレは水牛の30cm後ろを通っていかなければならず、蹴られないか気が気でなかった。
Tee Maungお手製の夕食ができるまで自家製のライスワインをご馳走になり、お父さんと酒盛り。ホストファミリーは英語は全く通じなかったが、お父さんがジェスチャーで一生懸命コミュニケーションを取ろうとしてくれ、とても温かい家族だった。
昼食は別だったが夕食はTee Maungも一緒に食べ、将来の夢やガイドの話、9カ月間付き合っている彼女の惚気話などを聞きながら団欒。彼の夢はトレッキングガイドでお金を貯め、結婚してシンガポールで働くこと。ミャンマーでは出国するだけでも大変だと思うが、仕事も勉強も恋も一生懸命な彼ならいつか成し遂げれると思う。